書肆七味への道

どうやって書肆七味へたどり着いたのか?

■マンガ同人誌活動を40年ほど長いことしておりますが、紙本の販売は年に何度か開催される創作同人誌即売会(主に東京のコミティアや地元の関西コミティア)と通販で頒布していました。(参考:同人誌購入ログ
■京都でギャラリーを使用して2週間同人誌を展示販売できる三条富小路書店というイベントに2016年~2019年に参加させていただきました。(参考:同人誌購入ログ2016.12.11
その経験を通して、同人誌即売会は開催当日盛り上がるお祭りですが、その日だけでなく日常の中で街ゆく人がふと立ち寄って手に取ってもらう、という売り方ができたらいいなと夢想してました。
そんな中レインボーブックス(いちのへみのるさん)のツイッターで一箱古書市という境内や商店街等を使ったイベントの文化が関東発祥で流行っており、関西にも流行りだしている、という情報を得ました。(参考:ツイッター2019.10.20
■そして2019年10月に私が主催する合同誌「叙情派ひとつ」に寄稿いただいている五月病さんの個展が芦屋の風文庫で開催されました(五月病さんはマンガ同人誌即売会とは違ったいろんなイベントに積極的に参加されている作家さんで、上記の三条富小路書店のイベントも五月病さん経緯で知ったのです)。
個展を見に風文庫にうかがったのですが、そのお店に、一箱古書市のチラシが置いてあったりしたので、店長さんから関西の一箱古書市について詳しく教えていただいたのです。
風文庫は2019年4月から店内に一箱毎に店主さんを募集しているシェア書店さんでした。
そのやり方の元になったのが、大阪文の里に2017年7月から始まった日替わり店主の「みつばち古書部」という一箱シェア本屋さんです。風文庫さんはその分蜂「芦屋みつばち古書部」を名乗っておられます。
そして「みつばち古書部」を立ち上げたのが「居留守文庫」という書店でした。
(参考:同人誌購入ログ2019.10.03
■おそるおそる大阪阿倍野の文の里に行ってお店の様子を見に行って、ここでマンガ同人誌を売っていいものだろうか?売れるものだろうか?と悩んだものですが…実際見た店舗の雰囲気を信じて参加することを決めたのでした。

2019年11月みつばち古書部に一箱参加
2020年9月書肆七味の開店に合わせて二箱参加(みつばち古書部は卒業)
書肆七味に変わったのを機に、割と売れていた市販の漫画古書の販売はやめて同人誌のみを展示販売してみることにしました。
2022年1月から賃料負担を分担いただくシェア作家さんを募集、参加いただき、縦四箱で展示販売開始
2022年7月から棚の側面空きスペースを利用して額装展示をさせていただけるようになりました。

(2022年10月22日)

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