「再生可能エネルギーをもっと知ろう」

監修:安田陽、発行:岩崎書店

  • 3冊組で図が中心の子供向け本の体裁をとっていますが、今を生きるこの国の多くの人に見てもらいたい内容でした。お値段が高めなので、近くの図書館に頼んで読みました。
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1巻目:くらしを支えるエネルギー

巻頭で監修の安田陽さんが不公平について書かれています。私が昔、環境マンガ「カカ島区博物誌」を描き始めた時にも同じ目線でいました。環境問題でClimate justice=環境正義・公正という言葉はそういったことの解消を目指しているわけです。

テーマに沿った分かりやすいイラストや表。データの元の情報源も明記されており、信頼性が高く、世界の動き、歴史的な流れの中で現在の日本の状況が分かる。

国毎の一人当たりの消費電力量
であるが、再生可能エネルギーで100%まかなえて電気を安く利用できるというアイスランドが1位となっていることは興味深いです。

2巻目:自然の力をいかす

日本には再生可能エネルギーが
多く眠っていることを一つ一つ
データをもとに説明している。

再生可能エネルギーはバイオマス発電以外は燃料代が将来にわたり不要なのが特徴です。いったん設置してしまえば、現在の国道や高速道路のようにメンテナンスの維持費だけで運用できますので、もしかしたら将来電気代はタダみたいに安く使える可能性もありそうです。

風力発電や他の再生可能エネル
ギーのマイナス面にも言及しており、冷静な対応を促してます。

現在の日本がやるべきことが見えてきます。

3巻目:持続可能な社会のために

再生可能エネルギーの国別の割合です。すでに100%超えてる国もあります。日本はまだアメリカと同じくらいの低い割合です。

再生可能エネルギーを利用しようと思えば、それが可能であることが一目瞭然です!

石炭火力発電の割合の推移。欧州が環境政策では進んでいますが、それも2000年以後目標を立てて行動してきた結果だとわかります。日本はまだ結果を出せていないようです。

原発は、都市の電力会社が地方に建設し電気を都市に運ぶの
で”電気の植民地”と揶揄されると聞いたことがありますが、
再生可能エネルギーは地方が主体的に作り、余った電気を都市に分けてあげるという対等な構図ができる可能性がある。

みんなも図書館に購入申請だ!

結局私は自分用に購入しました(秋元なおと)。

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