「ReCollections」東京東村山のBee cafeにて秋元なおとの個展2023/8/23-9/3

12年前に50歳でサラリーマンを早期退職してから描きはじめた大きめの絵と画集の展示をいたします。それまで我流で描いてきたマンガのペン画の手法をそのまま使い、フリーハンドの細い線を大きな画面に描くことで生まれる密度が高く奥行きのある絵を目指しました。
長年、マンガっぽい表現を抑えた叙情的なマンガを描いてきましたが、大きな絵の制作でも同じ気持ちで描いてました。
真っ白な大きな紙に描き始めると、描こうとしている女性やモノたちがこうゆう風に描いてくれと語りかけてきます。そうした声はたいてい、鹿児島に帰省した時や楽しかった学校での遠い記憶からの声でした。
最近では女性を単なる美しい被写体としてでなく、なにかに取り組んで集中している姿やその魅力を描くように変化してきました。「今忙しいから、じゃませんとってね」って声が…。
この10年ほどの活動の一端をご覧ください。

展示の様子

お店のコーヒーは日本では珍しいハニー工法という豆の皮部分を多く含んだ生豆からお店で焙煎して味わい深いコーヒーを楽しめます。また私はアンサンド食べたのですが、とてもおいしかったです。
東村山は東京の端の方で、畑が多く野菜の無人販売書も多くありました。緑の多い街並みです。
長年活動してきた合同誌「叙情派ひとつ」や「みらいみたいなマンガ集」の関係の方々を中心に、ご近所の常連さんも含めてお集まりいただけ、楽しんでいただけたようで、開催してよかったんだと、改めて思いました。
来店いただいた方々、お店のスタッフの方々ありがとうございました。

◆サプライズライブ!
今回の絵には、東京在住で桜ツアーと題して春に大阪にも弾き語りライブをしくれているOraNoaさん。そのライブを見た後にモチーフにし描いた絵を飾らせていただきました。OraNoaさんとはここ数年ライブの後でお話をさせていただいて音楽と共にその活動姿勢におおいに刺激をいただいていました。
そのOraNoaさんが私の在廊日にライブをしていただけました!
その日はなんと絵に合わせて服装と髪形を整えてこられて、ほんとうに絵とリンクしていていました。自分が描いた絵がOraNoaさんの雰囲気をうまくとらえていたということが、逆に自分にとってうれしい答え合わせなような不思議さでした。
その日はお店の席も満席以上になり、とても盛り上がり、楽しいひと時でした。
曲も夏とお店に合わせた選曲で新鮮でした。
いつもライブのラストを飾る「ガーネット」という曲は、漫画家の森雅之さんの同名の作品をモチーフにした曲なのですが、OraNoaさんと森雅之さんとはお知り合いのようですので、ぜひいつか森雅之さんのキャラクターのアニメのミュージックビデオを見てみたいと、ぼんやりとまた一つ夢を見ました。

画集「ReCollections」

大きな絵は10年ほど描いてきてちょっと一段落ついた感じがしており、ちょうど画集としてまとめたかったので、今回の個展に合わせて作りました。

1m超えの大きなペン画をこうやって描きました

Bee cafe

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