叙情派ひとつ6号

2006年6月発行、A5、108P、100部

こころとからだは気まぐれだ。
マンガを描こうと思っててもどうしても、気持ちが向かない時がある。
別のことにはまってしまって頭の中がそればっかりに支配されてしまう。
ボクの場合は「日曜大工やりたい」だったり「釣りに行きたい」だったりいろいろ。
突然そんな状態におちいってしまう。
またあるときには、からだがだるくてねむくてしようがないこともある。
十分睡眠はとっているのにふしぎとからだが動かない。

そんな時は、気持ちのおもむくままにやりたいことをやってみる。
おもいきし寝てみる。
自分の体からくる信号に逆らわないで好きにさせてみる。
ひとしきり別のことをやってみると頭と体がすっきりしてようやくマンガと向き合えるようになることだってある。
次はマンガの番だっておもえる状態になっていることがある。

マンガ、マンガって頭で考えすぎると体のどこかで反乱を起こしている時もあるのかな。

無理に描かなくてもいいんです。きっと描きたくなるんです。好きな人に手紙を書きたくなるように。
短い手紙でいいんです。

たしか「ひとつ」って本で原稿募集していたな、って思い出して描いてやってもいいかな、なんて思うときがくるんです。

そして「描いたよ」って言ってください。

「待ってたよ」って言いますから。

そんな「ひとつ」でありたいです。

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