静謐なる肖像

ヨルガオ201612

65.0*50.0cm(P15号)水彩用紙、丸ペン、耐水性アクリル系インク、アクリル絵具
義母からいただいたヨルガオの花が咲いた。種が大きく印象的だった。家の裏の風景の印象から描きました。その種から繁殖させることはできなかった。残念。

ミツバツツジ201604

65.0*50.0cm(P15号)水彩用紙、丸ペン、耐水性アクリル系インク、アクリル絵具
数年前の春の山陽の高速道路で見かけた山に散在する赤い花。コバノミツバツツジ。
落葉樹で葉が出る前に花が咲くので遠くからも見栄えがします。
今年ミツバツツジの苗を買いました。
私の住む近くでは自生してないのですが、この絵を描くにあたって自生している姿を見たかったので大阪の柴金山公園に行きました。

鹿児島の実家の庭にいくつかミツバツツジがあるのを知りました。咲いているときに帰省してないこともあるけど、興味があるかないかで見えてくるものが違うのだと実感。

雪柳201604

65.0*50.0cm(P15号)水彩用紙、丸ペン、耐水性アクリル系インク、アクリル絵具
「1コマ絵画」として絵の中にセリフを入れてみます。
日本の古い絵などには、詩を入れたりしたものもあるようですので。
雪柳は庭のを参考に。

梅とキンカン201603

65.0*50.0cm(P15号)水彩用紙、丸ペン、耐水性アクリル系インク、アクリル絵具
前述の「夕焼と風車201602」と同様に絵画ではあまり見ない「美しい笑顔」(微笑ではない)と古風な質素さをテーマに描きました。
梅とキンカンは近くを散歩して観察。

笹と南天201602

65*50cm(P15号)水彩用紙、丸ペン、耐水性アクリル系インク、アクリル絵具
前述の絵「夕焼と風車201602」のコンセプトを引き継ぎつつ勢いで描きました。
南天は庭でも山でもいろんなところに植えられているようです。
気が付くといろいろ見えてきます。

夕焼と風車201602

117*80cm(P50号)ケント紙、丸ペン、耐水性アクリル系インク、アクリル絵具
2014年に「おもかげ12ヶ月」で描いていて、マンガ的な人物画では喜怒哀楽の表情を描ける可能性があることを感じました。絵画の世界では微笑みはあるけれどもそれ以上の笑顔は描かれることはあまり無いように思います。省略技法のマンガ表現でこそ魅力的に笑顔を描けるのではないか、ということで笑顔で絵画的に挑戦してみたわけです。
日本の昔話や万葉集にいくつか歌われている「真間の手児奈」というお話があり「手児奈は、青いえりのついた、麻のそまつな着物をきて、髪もとかさなければ、はき物もはかないのに、上品で、満月のようにかがやいた笑顔」という記載にヒントを得て、質素で笑顔が美しい、というコンセプトで描きました。ちょっと古風に。

月と風車201509

117*80cm(P50号) ケント紙、丸ペン、耐水性アクリル系インク、アクリル絵具
私の住む大阪には風車が山にも海にも見当たりません。湾内なので年間通じて風が少ないせいかもしれません。
寂しいので絵の中に風車を描きました。着色後の風車の数が増えてたりします。
また大阪の夜は街の灯りで空の雲も白く星が少ないです。それも寂しいので絵の中では必要最低限の光にして暗い夜を描きました。
エコマンガをちょこっと描いている影響かと。ご了承ください。
後ろの赤い花はシロツメクサ。
2016年枕崎国際芸術賞展にて佳作を受賞しました。南溟館にて展示いただきました。

月と風車201509

117*80cm(P50号) ケント紙、、丸ペン、耐水性アクリル系インク

色を付けない絵もいいのです。

落葉と稜線201403_201501

70*100cm(P40号) ケント紙、丸ペン、耐水性アクリル系インク、アクリル絵具
半年ほど「おもかげ12ヶ月」でアナログでのアクリル絵具の修行をした後
落葉の季節がやってきたので、そのタイミングで着色。2015年1月2日完成。

落葉と稜線201403

70*100cm(P40号) ケント紙、丸ペン、耐水性アクリル系インク
着色をするために、マンガ用の耐水性インク(MAXON)を使用(それまでは普通の墨汁を使用)

1990年(30才)頃の作品

111*157cm ケント紙、主にGペン、丸ペン、墨汁
相方の白井が美大生の時に大きな絵をいろいろ描いており、それに触発されて描いた作品。
当時「風の谷のナウシカ」に影響を受けてた気がする。
この時期に同じくらいの大きさの油絵も1点描きました。
それ以降は2012年まで、ここまで大きな絵は描いてません。

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