自転車の本2 「人力で動く乗り物」
この本はさ・え・ら書房から出ている「やさしい科学」シリーズの1冊です。
1994年第1刷発行とある。 お値段は1370円。
近くの図書館で偶然見つけた本です。

特に目を引いたのは「鉄道自転車」の記述です。

鉄道線路を自転車で走れば、さぞスムーズに走行できるだろうな、
と以前から考えていたのだが、どうやら100年も前に実際アメリカで
鉄道自転車が走っていたようである。
当時日曜日は鉄道は休みで、線路を専用のガイドをつけた自転車が
走っていくのである。
ボクは知らないが映画「クエスト」という作品の中で「E.T」の少年
ヘンリー・トーマスが鉄道自転車に乗っているのが見れるそうである。

この本は、特にHPV(人力駆動車)と呼ばれる自転車について熱っぽく語られてます。
寝そべって空気抵抗を減らして時速100km以上出せるそうです。流線形の外装が付いてたりします。
ボクが嗜好するのんびりしたオーディナリーの復活とは対極にありますが、
それはそれで、ひとつの可能性を示すものとして面白く読めました。



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