自転車の本
この本はベースボール・マガジン社から出ている
「自転車の歴史 200年の歩み・・・誕生から未来車へ」という本です。
1992年第1版となってます。

大阪は梅田のカッパ横丁という古書の街を通り過ぎようとしてたら、
この本が目に留まりました。
中身を見ると昔のおもしろい形の自転車が数多くイラストと写真で紹介されており
お値段も定価1万円がかなり安くなってましたので(いくらか忘れましたが)
これはもう運命だと思い、買いました(おおげさ)。
この本には昔のおもしろいデザインの自転車が数多く紹介されてますが、
それを見ていくと、自分がそれまでいろいろ考えたつもりの自転車に関するコトが
実はほとんどすべて過去にトライし尽くされているような気になります。
まあ、実際そうなんですが。

ただ、まあ当時とは道路事情や社会情勢、また技術的な面でも違ってるでしょうから
逆に今の時代に改めて脚光を浴びるタイプの自転車もあるのではないかという気がします。
たとえば、キックボードがはやってますが、ペダルがないタイプの乗り物は
自転車の創成期に最初に考案されたものです。
形は違いますが、構成は同じでしょう。まあそういうこともあるんだということです。

いずれにしても、見ているだけでも楽しめる本でした。



自転車