目的
・折畳みの自転車。
・できるだけ軽い自転車。
・竹の大きさなどを選ばずに作れる自転車
・走るのに最低限必要な強度をもった自転車
・樹脂系接着剤などの特別な技術を使わないでなるべく日曜大工的な技術で作れる自転車
|
手段
・竹刀は割れた竹の組み合わせであるが、最初から割れている物を使ってできれば使用途中で割れる心配をしなくてすむのではないか?
・「3人寄れば文殊の知恵」の小さい枝でも合わせると強度が増す
ということをヒントにスタート
・ちょい乗り自転車なのでサドルやハンドルの高さ調整などは犠牲にする。
・鉄板をベースに竹を平らにして両側から張り合わせるようにする。
|
2008年3月現在の結果
・未完成、というか失敗です (以下は失敗自転車画像となりますので念のため)
|
試作1
|
試作2:下のアルミ自転車の構造を利用
|
鉄板と竹をてぐすで張り合わせる
(こんなところで釣り針のしかけを作る時の結び方が役に立つなんてうれしい) |
折畳んだ状態
|
折畳んだ状態
|
|
課題
・サドルに体重をかけたり、ペダルを踏み込むとどうしてもねじれが発生してしまう。
2枚の竹をより強固に固定するといいのだが・・
・鉄と竹の接合部分が多少ずれが生じる
抜け方向とはさみ込んでる垂直方向には強いけれど水平方向にひずんでずれた時にはずれが生じて元にはもどろうとしません。
破たんするほどではないがずれないにこしたことは無い。
・重量が10kg程度(試作機1)であり、思っていたより重い。
|
重さ約10kgの内訳
・竹フレーム部:約5kg弱(サドルとハンドルも込み)
・タイヤとペダル:約5kg(タイヤが各1.5kg、ペダルとチェーンで2kg)
|
これから先の作戦
・ねじれに対して強くするには
1.2枚の竹の合わせ目をより密着性を強化する(ということは割れてない竹のようにということか?)
2.いっそ割らない状態の竹を使う
もしくは
3.構造的に補強をする
ということになると思います。
・鉄と竹の接合部分をさらに強化するには
タコ糸はやめて弾力性と耐久性のあるてぐすで接合しているが、多少の弾力性がズレをストップできていない。
1.外側からタコ糸+ボンドで固めることで鉄と竹の密着性を向上させる
2.ズレ方向にも鉄でストッパーを追加する ←あまりやりたくない
・重量について
目的がまずは日曜大工で竹製の自転車を作ることだから、重さの優先順位を落とすことにする。
|
世界の竹自転車の事例
1BME:非常に完成度の高いカーボンや竹製のフレームをたぶん個人で作られている
2CalfeeDesingn:ガーナに竹の自転車を教えたりもしている自転車メーカー
3American Bamboo Society
4日本で竹の自転車が買えます
|