Amazonペーパーバック覚書

「叙情派ひとつ2021」英語版の作成事例

画像を準備

本のサイズを「148×210mm」というのを選ぶ。これはA5サイズです。
(1)本文の大きさはここから幅を+3.2mm、高さを+6.4mmにせよ(つまり151.2×216.4)、とあるが、幅がちょっと大きい日本の同人誌で作っていた「154×216㎜」をそのまま使い、PDF化の時にサイズを「154×217㎜」にする。もしくはここで「154×217㎜」にしておいてもいいかな。
(2)解像度は300~450dpiにせよ、とあるので350dpiにする
(3)カラー原稿はそのまま、モノクロ2値はグレースケールにして上記のデータにする
(4)ページ数(ノンプル)は入れなかった

表紙を作成

表紙はテンプレートをダウンロードしてそれに合わせて制作するのが簡単でよい。裏表紙にバーコードが印刷されるので、その部分を配慮必要。79ページ以下では背表紙に文字は入れられないとのこと。

Amazonでの申請の画面

「148×210」を選択
「裁ち落とし(PDFのみ)」を選択

表紙と本文を別々にPDFにする

PDFにするのに Image to PDF  no XPS というフリーソフトを使ってみる。要求サイズが151.2×216.4mm以上なのでそれより大きい「154×217㎜」としておく。

(余談) CubePDFを使ってたが変更

画像のクオリティ設定が圧縮するかしないかの2つの選択しかなく、圧縮しない設定だとファイルサイズが3倍ほどに大きくなりがちだったので、いろいろ探して出力サイズの指定とクオリティは画像をそのまま引き継ぎ劣化のない Image to PDF no XPS というソフトにした。CubePDFは仮想プリンタータイプなのだが、Image to PDF はダイレクトに変換するタイプで、変換時間がとても速い。Image to PDForXPSというソフトもあったが私のパソコンで大きなファイルで落ちるので Image to PDFnoXPSを使い、うまくいったのでリンク貼っておきました。フリーソフトです。

Amazonのプレビュー画面で画像サイズと画像の中の文字のマージンを確認

PDFをアップロードするとプレビュー画面で角印ができる。この時に点線の枠が印刷のマージンらしく、この中に文字等が入っている必要があるようだ(マージン約9.5㎜で結構シビアに指摘されるので1㎝以上確保するくらいが吉)。確認してはみ出しているページを修正して再度アップロード!
また裁ち落とし部分の絵が端まで描かれているかもチェックしており、英語版で左右のページが逆になった場合にはその配慮も必要となる。
問題なさそうなら「承認」ボタンを押し先に進める。

コマの流れの説明

英語表記だとどうしても左から右の流れでページを見てしまうようなので、本の最初の方で読み方のガイドを図示しています。

コマとセリフの流れの配慮

今回はそれに加えてコマとセリフの要所に番号をふりました。
左綴じなので読みの流れが変になるのは仕方がないのですが、ガイドを付けて混乱を少なくする工夫をしてみました。

そして購入してみました


なかなかぱっと見はいい感じです。


細かく見ると、オンデマンド印刷によくあるように全体が平面でなく波打っており、裁断が斜めってたり、一部けば立っていたり、背の糊のはみだしが気になったりはします。気にする人は気になるレベルかもしれません。


背表紙も入れれます


最終ページにバーコードと「落丁、乱丁本のお問い合わせはAmazon.co.jpカスタマーサービスへ」と印刷されています。


ページの余ったページは最後に余白2ページがついたままでした。


モノクロ2値のデータをそのままグレースケールにしたので、当然といえば当然モアレという模様が印刷されてしまってますが、これはある程度仕方ないでしょう。元々グレースケールのグレーの色はモアレ無しでグレー印刷できています。


カラーの原稿はカラーのjpgでそのまま入稿しましたが、普通にグレーの印刷されています。

これは英語版として作成したので本の綴じ方向は日本のマンガと逆の左綴じになります。
日本語の本として作成する場合は右綴じも選択できるようです。
2022年1月22日(追記:2022年3月16日)秋元なおと

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