この日常を輝かせる粋な表現
先日矢車草という花の絵を描いた時の事です。
その花をよく知りませんでした。
そこでインターネットで「矢車草」というのを検索すればたくさん画像が表示されますので、それを参考にして絵を描いてました。
ちょっと買い物に行った時に道ばたを見ると、それまで気付かなかったのですが、矢車草の花がそこにあるじゃないですか!
ああ、なんという偶然でしょうか。
これ幸いとじーっと見てから帰りました。
帰ってからそれまで描いていた絵を見ると、形も色もどうも違うなと思い、ちょこちょこ描き直しました。
できあがった絵がそれで良くなった気がしてるんですが残念ながら客観的に判断出来ません。
でも実際に花を見てしまったので、自分の頭の中で こうなんだ、これでいいんだという、描いている時の納得具合は確かに違ってました。
「ひとつ」のマンガには作者さんが実際感じたものをできるだけ入れてもらうように、前回くらいからお願いしはじめました。
空想や願望だけでもマンガはできるのですが、あえて現実につなぎ止める糸を付けていただいているようなものかもしれません。
作者さんはそれぞれ自分の生活を持っています。
サラリーマン、店員さん、先生、アルバイター、主婦、絵描きさん、子育て中の方・終わった方・・・等々。
マンガ制作の時間を作るのも大変な方もおられるようです。
それでも無償でマンガを描いてるんです。
考えたらそれってけっこうかっこいい事だと思いませんか。
それぞれの事情の中で、それでも描いている。
昔の茶人ではないですが
庭に咲いていた花を ←現実
どういうふうに茶室に飾るか? ←マンガ
みたいな・・・
いざ、この粋なマンガの世界へ!
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